今晩は。rieruです。
昔、後輩のクリスチャン達と食事をした際に「信仰生活のベースは自分のために死んでくださったイエス様に対して恩返しをしたいという気持ちに素直になることだ」と語った事がある。
クリスチャンは誰もが聖書の教えを実践したいという気持ちは持っている。ただ、それを実践しようとする時には自分の罪の性質が邪魔をする。クリスチャンもこの地上にいる限り「救われた罪人」に過ぎないので自分の中にある悪と戦わなくてはいけない。その戦いに向かう時「自分の中にある悪を抑えよう」というアプローチをすると苦しくなる。
では、どのようなアプローチが適切かというと、「自分の中にある霊を強化すること」である。霊とはキリストを信じて救われたクリスチャンの中に新しく生まれる「神の前に正しい事をしたいと願う人格」である。霊の原動力となのは「イエス様に対して恩返しをしたいという気持ち」であり、その部分を刺激することが霊の力を増すことにつながる。だから冒頭のようにアドバイスを後輩に送ったのである。
具体的には日々の生活の中で聖書を読んでキリストが自分に成してくれたことの大きさを再確認することでキリストへの感謝の気持ちが強くなる。その先には「自分の救い主であるイエス様が喜ばれることは何かを探す気持ち」が生まれそれが「聖書の教えを実践することだ」という結論に達する。それが「喜んで聖書の教えを実践したい」と願う状態につながる。この状態で自分の中にある悪と戦う事は嫌々ではなく喜んで行う事なので大変だが苦痛はなくなる。例えば自分が本当に好きな事をしている時は睡眠時間が削られても苦にならないのといっしょである。
冒頭に紹介した後輩たちの中には、非常に苦しそうに信仰生活を送っているように見える人がいた。所が、この食事をした後数か月経つと見違えるように喜びながら信仰生活を送るようになった。後日故実「自分の中になにか変化があったのか」と聞いていみると「数か月前にrierunに言われた事がきっかけで考え方が変わった」と返答があり、うれしく思った。
もし仮に、今これを読んでいて自分の信仰生活が苦しいと感じているクリスチャンがいたら是非同じことを進めたい。「あなたのためにキリストが死んだ」という事実をもう一度噛みしめて欲しい。あなたがキリストを信じて新しく生まれているならば必ずそこに解決があるはずだから。
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