今晩は。rieruです。
イエス・キリストは偽善を行う律法学者やパリサイ人を強い口調で責められた。
「〔偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたは、やもめたちの家を食い倒し、見えのために長い祈をする。だから、もっときびしいさばきを受けるに違いない。〕」
マタイによる福音書 23:14 口語訳
https://www.bible.com/1820/mat.23.14.口語訳
その理由は以下の通りである。
「偽善な律法学者、パリサイ人たちよ。あなたがたは、わざわいである。あなたがたはひとりの改宗者をつくるために、海と陸とを巡り歩く。そして、つくったなら、彼を自分より倍もひどい地獄の子にする。」
マタイによる福音書 23:15 口語訳
https://www.bible.com/1820/mat.23.15.口語訳
彼等は、神の元に人を導くかのように振る舞い、人々の信仰を変えていたが、彼等の導いた先は地獄であった。なぜかというと彼等は神の言葉を伝えているように見せて自分達の考えを伝えていたからだ。彼等の考えには救いはない。しかし、彼等は真実を語るようにして偽りを語っていた。言わば彼等は偽物を打っていた。
偽物を売る事は単なる悪を行うより悪い。なぜなら、単なる悪を行う者はその者が滅びるだけだが、偽善を行う者は他人を巻き込む。だからイエス・キリストはその事を厳しい言葉で攻めている。
他人を巻き込む悪は他の箇所でも厳しく戒められている。例えばユダの手紙では教会にしのび込んでニセの教えを説くものについて下記のように記されている。
しかし、肉に汚れた者に対しては、その下着さえも忌みきらいなさい。」
ユダの手紙 1:23 口語訳
https://www.bible.com/1820/jud.1.23.口語訳
その者は下着さえも忌み嫌われなければならなかった。
第2ヨハネの手紙にも惑わす者について下記のようにある。
「この教を持たずにあなたがたのところに来る者があれば、その人を家に入れることも、あいさつすることもしてはいけない。」
ヨハネの第二の手紙 1:10 口語訳
https://www.bible.com/1820/2jn.1.10.口語訳
家に入れる事も挨拶してもいけない。なんと容赦のない言葉だろうか。しかし、惑わす者に譲歩はあり得ない。
さらにはガラテヤ人への手紙にはニセの福音を語る者について下記のようにある。
「しかし、たといわたしたちであろうと、天からの御使であろうと、わたしたちが宣べ伝えた福音に反することをあなたがたに宣べ伝えるなら、その人はのろわるべきである。」
ガラテヤ人への手紙 1:8 口語訳
https://www.bible.com/1820/gal.1.8.口語訳
その人はのろわれるべきである。これ以上ない強い言葉だが、聖書は他人の命を巻き添えにする時に本当に厳しい対応が必要と教えている。
本当のクリスチャンが故意に聖書の教えや福音を曲げる事はない。しかし、偽物が教会の集まりに入ってきた時には断固としてそれを排除しなくてはならない。なぜならば、それが他の人の信仰生活を破壊し、時に永遠の滅びに追いやる事になるからだ。
本記事に関するツイートは下記の通りです。コメントがある場合は、お手数ですが下記のツイートのリプでお願いします。