今日は。rieruです。
今日は聖書の語る福音が本物なのかという事を考える一つの材料について語りたい。まずは下記の聖書の言葉をお読み頂きたい。
「そこで、この際、諸君に申し上げる。あの人たちから手を引いて、そのなすままにしておきなさい。その企てや、しわざが、人間から出たものなら、自滅するだろう。 しかし、もし神から出たものなら、あの人たちを滅ぼすことはできまい。まかり違えば、諸君は神を敵にまわすことになるかも知れない」。そこで彼らはその勧告にしたがい、」
使徒行伝 5:38-39 口語訳
https://www.bible.com/1820/act.5.38-39.口語訳
これはキリストの弟子が福音を伝える事に反対する人達に対して語られた言葉の一部である。ガマリエルという律法学者はキリストの弟子達を過激に迫害する者を上記のように諫めた。この言葉はキリストの弟子達が語った言葉なのである種の客観性がある。また、この当時から2000年以上経過してからこれを読むと一定の説得力がある。
結果として、キリストの弟子達が語った言葉は2000年以上自滅していない。活版印刷の技術すらなかった時代の言葉が未だに書物として残されていて世界中で信仰の対象として生きているという事実は非常に重い。少なくとも当時の人々にとって全く相手にされないような言葉であったとするならばそんな力はないはすである。
例えば、日本の首相というのは時の最高権力者だが20年前の首相の言葉ですら、現在に大きな影響力はない。(20年前は小渕首相だった。)それでも当時は日本の最高権力者であり、当時としてはその言葉に大きな影響力があった。それ程に後世に語り継がれるという事は難しい事なのである。
ただし、単に語り継がれるだけならナポレオンとか織田信長と歴史上著名な人物も多々いる。しかし、キリストの言葉や福音は人々の信仰の対象として今も人々の実生活に大きな影響力を持っている。ナポレオンや織田信長の言葉に日々の生活を左右されるという人は相当な限られる。そういう意味ではキリストの言葉や福音は2000年の時を経ても「生きて働いている」という意味で特別なものである。
勿論、このことだけで福音を真実として結論付けるのはという議論は些か飛躍が過ぎる。しかし、未だにキリストの言葉と福音が人々に影響力を持っているという事実はそれが本物であるかもしれないという可能性を示す根拠にはなり得るとは思う。
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